Science of Soft Robots – ソフトロボット学の創成：機電・物質・生体情報の有機的融合

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Nature誌に掲載：本領域とEPFL（スイス）の国際共同研究

本領域の前田（A03班 芝浦工大）、新竹（B01班 電通大）およびスイス連邦工科大学ローザンヌ校（EPFL）との領域内融合・国際共同研究グループが、電気で駆動する伸縮性小型ポンプを開発し、その成果が学術雑誌Nature誌の電子版に8月14日に掲載されました。


Bending the pump © Vito Cacucciolo / 2019 EPFL

このポンプは柔軟、軽量（１グラム程度）、無音であり、従来の固く、騒音を出し、かさばるポンプを置き換える画期的な技術となります。それによって、自律したソフトロボットや軽量なパワードスーツ、スマート衣類などの実現に向けて、大きな役割を担うことが期待されます。

なお、本研究をさらに継続発展するべく、本領域の難波江(A02班 東工大)が本領域の若手研究支援を受けて８月１８日よりEPFLの Prof. Shea Herbert の研究グループと共同研究を開始しました。

論文名：Stretchable pumps for soft machines
論文リンク：https://www.nature.com/articles/s41586-019-1479-6

研究グループ：

  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校（École polytechnique fédérale de Lausanne, EPFL）
    EPFL Soft Transducers Lab (EPFL-LMTS). Dr. V. Cacucciolo, and Prof. H. Shea
    https://lmts.epfl.ch/
    EPFL Laboratory of Intelligent Systems (EPFL-LIS). Dr. J. Shintake and Prof. D. Floreano
    https://lis.epfl.ch/
    Contact: herbert.shea@epfl.ch, vito.cacucciolo@epfl.ch