A01-2:生物の自己改変能力を実装するバイオソフトロボティクス
研究チーム
研究代表者 | 清水 正宏(大阪大学) |
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研究分担者 | 梅舘 拓也(信州大学) |
研究協力者 | 大橋 ひろ乃(大阪大学) |
志垣 俊介(大阪大学) | |
川節 拓実(大阪大学) | |
細田 耕(大阪大学) |
概要
生きている筋細胞を部品とするロボットを構築することで、機械が成長することを目指す。生物では、自己の運動が機械的な刺激を作り出し、それに細胞が生理学的また物理学的に応答して,形態と機能が、同時発生的に改良される。そこで本計画研究は、生体素材である細胞をロボットのソフトでインテリジェントな部品として直接組みこみ自律分散システムとして実装することで、機械系も制御系も成長する知能ロボットを実現する。
高度なバイオハイブリッドソフトロボットを達成するために、細胞群の機能を統合し制御する技術の創成が必要不可欠である。特に、筋細胞をターゲットとすることで、細胞自身がアクチュエータの機能のみならず、センサ、CPUの役割も果たす点が、生体素材を用いることで初めて可能となるソフトロボット学に重要であり、かつ、世界中で本計画研究のみが有する着眼点である。