Science of Soft Robots – ソフトロボット学の創成:機電・物質・生体情報の有機的融合

B01-20:グリーンロボティクス:生分解性ソフトロボット要素の研究開発

概要

研究代表者 新竹 純(電気通信大学)

ソフトロボットが微生物などによって土に還ることができる特性、すなわち生分解性を持つことができれば、環境にやさしいロボットとなることが可能となる。ロボットを構成するアクチュエータやセンサといった要素は電気的に動作するものが多く、これらを生分解性材料によって作ることができれば、高度に統合化された環境にやさしいソフトロボットの実現に繋がる。本研究課題では、ソフトロボットに指向した、機械的な特性と電気的な特性が両立した生分解性材料の開発を目的とする。開発した材料は電気的に動作するアクチュエータとセンサに応用し、それらが連携したシステムの構築を通して技術実証を行う。